かえるくんのゆかいな日常

かえるのふたりづれが、いろいろなところに旅するブログ。さあ、今日も昼からビールを飲むか...

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シドニーの大学住まい(2)藍青山地の絶景世界

今日のシドニー:晴れ。8℃/20℃。

いや、愉快な体験であった。

Sydney Autobahn M2

そこに行くには中央駅から電車に乗るのがガイドブックの指南する道なのだけれど、いまペンギンさんがいるのは郊外だから、マッコーリー・センターのバス停から611系統のバスに乗ってブラックタウンへ。このバス、ただの路線バスの車両で高速道路を100キロですっ飛ばすのが、なかなか楽しくてよいのです。

ブラックタウンから、中距離列車のブルーマウンテンズ線マウント・ヴィクトリア行きに乗ります。シドニー近郊は、近距離電車のT1線と同じところを走りますが、近距離区間は大幅にかっ飛ばします。かつての常磐線みたいなものですね。

その電車、ブラックタウンの次のペンリス駅で少し車両がすいてきたので、座ろうと思ったら、あらら、フレンズたちに遭遇。びっくり。…びっくりなのですが、考えてみればこれだけのお天気。先週は天気はだめだ目立ったみたいだし、だから、ペンギンさんに1週先立ってきていたフレンズたちにとっても初めてのお天気の週末。だから、朝少しゆっくりおきてから、シドニー郊外の名所中の名所らしいところを目指そうというペンギンさんの行動パターンと同じ人たちがいても、実はそれほど不思議な話ではない。フレンズの一人も、ホームステイで同宿しているお友達に会ったみたいだし。

Blue Mountains Bahnlinie

ブルー・マウンテンズ線、長距離客車列車でもないしたいしたこともないかと思っていたら、ダイナミックな車窓にびっくり。ごめん、なめてた。

列車は無事、カトゥーンバ駅に到着。

Katoomba Bahnhof

駅を出た人波についていくと、クラシックなホテルの目の前が路線バスの乗り場。ここから乗る686系統のバスはかなりの大型車両だけど、やはりみんなの行動パターンが同じためか、とにかく大混雑なのです。でも、街の中の激しいアップダウンの道を走っていくと、その場所は、突然現れたのでした。もちろん、バスを駆け下ります。

Drei Schwestern

特徴的な「三姉妹」の岩尖。そして広がる大パノラマ!

Echopunkt

…こりゃ、ちゃんとパノラマ加工しないとパノラマになってないですね。ともかくすごいんです。

比較的簡単に絶景が眺められて、あと「三姉妹」がきれいに見えるこの「エコーポイント」は、どのガイドラインでも一押し。なので、まずはここでバスを降りたのです。さて、次の名物に行かねばならないのだが、ここのインフォメーションで配っている紙では、バスに乗って移動せよとのこと。でも、たぶん、この距離、歩けそうだし、なにやら「プリンス・ヘンリー・クリフ・ウォーク」とか言うのがあるし、インフォメーションで聞いたら、所要45分というし、レディーたち、いってみない!?

Echopunkt

電車の中でばったり会ったが運のつき、ペンギンさんに付き合わされてしまったの感があるフレンズのレディーたちでしたが、案外悪くなかったのかも。だって、エコーポイントは人でごった返して大変だったけど、こっちに来たら、もっと互換で迫力を感じられて、なおかつ写真も余裕で取り放題なんです。

Princess Henry Kliffweg

こんな、まさに世界遺産な感じの花も、わかるといろいろ楽しいのだけれどなあ…

Princess Henry Kliffweg

だめですよ、何があったにせよ、友達をたたき落としちゃ。

心地よい眺めのところを見つけて、レディーたちは持参したランチを食べてます。かえるくんにもおひとつおすそ分け。すてきなおねえさんたちに、感謝、感謝!

Princess Henry Kliffweg

かくして、これの乗り場にやってきたってわけ。

Scenic Skyway

この「シーニック・スカイウェイ」が大人気なのだけれど、これを対岸側からいきなりのろうってわけ。これを含めた「シーニック・ワールド」の料金、大人39ドルは、ロープウェイを降りたところの改札口で支払うことが可能です。

なにぶんにもこのお天気、ロープウェイも大混雑でしたが、2便待ってやっと乗ることができました。

床が透け透けというのだけれど…

Scenic Skyway

そんなに透けた感じがしないし、透け透けなのは床の一部なので、普通のロープウェイと同じ感覚で載ってたぶん問題はありません。

これを降りると、シーニック・ワールドの建物に着くわけです。レディーたちはポテトに夢中。ペンギンさんはかえるくんを誘って、ちょっと一服。

Scenic Skyway

ところで、ペンギンさんがどうしても乗ってみたいのは、実は「スカイウェイ」のほうではなくて、こっちのほうだったんです。これもまた、レディーたちを慫慂して、付いてきてもらうことにしました。

Scenic Railway

このシーニック・レイルウェイ、最大斜度が52度という「世界最大勾配の軌道」らしいんです。これは乗らざるを得まい。

さて、これもまた大人気で、これも2便待って乗ることになります。待ち合わせの間、おにいさんのマイクパフォーマンスがいちいち面白い。太鼓のおにいさんは、自分の知っている知識で適当にリズムをつけます。

Scenic Railway

この列車に乗り込むわけですが、出発していきなり、トロッコはまっさかさま。「きゃーっ!」という声を背に、ものすごい絶景を眺めながら、あっという間に谷底の駅に到着です。

Scenic Railway

本当は、谷底の駅からトレイルが伸びていて、そこを散策すると面白いらしいのですが、朝ゆっくり出たぺんぎんさんたち、けっこう、ここシドニーから遠いから、そんなに油を売っていられない。世界自然遺産を楽しむという点では惜しいが、まあ仕方がないか。

Scenic World

それに、これ、帰りは帰りで十分面白いものなのです。

Scenic Railway

ところで、前席の背もたれの右端のところ、怪しいスイッチみたいのがあります。これを操作すると「レイドバック・モード」と「クリフハンガー・モード」に変わります。要するに、自分の座っている背もたれの角度が変化します。だから、帰りは当然、クリフハンガーで。うん、こっちのほうが断然おもしろい!

Scenic Railway

ところで、ペンギンさん、スイスにいたときに「世界最大勾配の鉄道」に乗ったんだけど、またここでも「最大勾配」とは・・・って思ってたんです。その答えは、行ってみればわかりました。これ、「鉄道」ではないんです。

もともと、シーニック・ワールドというのは炭鉱なのでして、頁岩を破砕して得られる石炭等の鉱物を上のほうに運ぶための、一種のエレベーターとして作られたのが、このケーブルカーのトロッコだったんです。つまり、産業用ケーブルカーというのが正確なところ。そもそもは人を乗せる用途ではなかったので、登山列車などと同一に論じるべきものでもないんですね。

とはいえ、このスリラーな体験は相当な金を生むと気づいた人は偉くて、早くも1928年には、炭鉱を創業していない日に観光客を乗せて走らせていたそうです。山上の駅に、その当時の車両が展示してあったのですが、これ、のったら「きゃーっ!」どころでは済まないだろうなあ…

Scenic Railway

だから、谷底のトレイルを、最も簡単なルートで言えば今回は乗らなかった「ケーブルウェイ」というロープウェイの駅まで10分ほど歩いて戻っていくと、ちょっとした炭鉱のあとなどがあったりして、実はとても興味深いところだったのですが、今回は今回でまあいいか。

それと、いったいこんなダイナミックの地質はどう現出したのかも気になっていたのですが、つまりは石炭紀くらいの地層が露出しているってわけなのですね。それを掘削してより深くなったところの炭鉱跡が、現在の「シーニック・ワールド」ってわけ。これに、世界自然遺産としてのアクティヴィティーなども意識しながら、現在は運営されているみたい。

そうそう、ひょっとしてこのブログで情報を確認する人もいるかもしれないからの情報提供だけれど、ペンギンさんの持ってきた2009年版「歩き方」では、この施設の3つの乗り物―スカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイは、それぞれに値段を徴収していたみたいだけれど、現在は、39ドルの共通乗り放題券で利用できます。というより、「シーニック・ワールド」の「料金」は、入場料でなくて、これら3施設という「アトラクション」の料金なのです。だから、乗り物に乗らなければ、散策する分にはただなのです。でも、どれも乗らないのはちょっともったいないかも。「レイルウェイ」なんて、もはやジェットコースターみたいなノリだし。

Katoomba Bahnhof

かくして、またしても牛ぎゅうづめの大型の路線バスに乗って、カトゥーンバの駅まで戻ってきました。すぐに2階建ての電車がやってきます。2階建ての雰囲気はヨーロッパみたい、電車っていうのがちょっと日本みたい。

フレンズのレディーたちのほとんどは、今日はダウンタウンでお食事会。肉を食べたい、肉だ、肉だ! そういう声が聞こえてきます。ペンギンさんは、かえるくんとパラマッタの駅でフレンズたちと分かれて家路に付きました。ご飯を食べて、きのう買い込んだワインを飲みつつ、チョリソーソーセージと山羊乳チーズをつまみにして、ブログを更新しているのです。みんなはいい夜をすごしているといいね。
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