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かえるくんのゆかいな日常

かえるのふたりづれが、いろいろなところに旅するブログ。さあ、今日も昼からビールを飲むか...

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路面電車に乗ってなかまたちを探しに(中編)

今日の名古屋:晴れ。19℃/29℃。

今日は5月30日。つまり「ゴミゼロ」の日だ、ということで、小学校の時などには随分と美化活動をしたりしていた記憶があったのですが、実は、この530運動、豊橋が発祥だったんですね。この間この街に行って、初めて知りました。

せっかくなので、豊橋のお話の続きを(前回はこちら)。路面電車の終点から、赤岩寺を回って、てくてくと歩いています。小さいながらこんな雰囲気のいい神社(鞍掛神社というそうです。頼朝さんが寄ったという伝説もあったらしい。いま調べて分かった。)までくれば、目的地は近いのです。

Kurakake Schrein

田んぼの中を進んで、駐車場のわきを通って、ため池の横を回れば、そこが目的地。

Nagao-ike

…いや、ここから森の中を通って、もうちょっと歩くんですよね。

Imo Moor

やっとのことで木道に出会ったら、もうテンションが上がってきます。

Imo Moor

ペンギンさんって、湿原の木道っていうシチュエーションが、どういうわけかものすごく好きなんです。だから、そんな条件を完ぺきに充たすこの場所には、一度来てみたかったってわけ。

Blumen

なんだか、湿原の中心部あたりの低木についていた花で、とても面白い感じだったのだけれど、一体なんて言う植物なのだろう…

Rundblaettriger Sonnentau

花の季節ではないけれど、モウセンゴケがきれいで、ついつい見とれちゃいます。

Imo Moor

ここ、葦毛(いもう)湿原は、学術的に見ても東海地方で極めて重要な一帯だそうでして、しかも、こんな豊かな自然が豊橋の街のほんの目と鼻の先にあるというのはすごい、ということなのですが、確かにそうですよね。凝灰岩の基盤がむき出しの大地を湧水が涵養して表土を常に洗い流しちゃうから、結果として湿原環境が維持されているってことらしいのです。そんな場所、田んぼとかわさび田にぴったりという気もするのだけれど、ほんと、よく残ったものだ…

ただ、「東海のミニ尾瀬」っていうのはやめた方がいいと思う。

Imo Moor

いや、ペンギンさん、本当の尾瀬も言ったことがないのだけれど、だだっ広い草地が広がっているというイメージで葦毛湿原に来ると、それは違うよと言いたくなります。もちろんそういう「湿原」もあるのだけれど、すぐに森の中の湿地帯に吸い込まれていくのがここなのです。…そして、そういう森の中の湿地帯って、ペンギンさん、実は大好きなのでして、なんだか「まっくら森」の歌みたい♪

それで、ここらあたりが「ミカワバイケイソウ」っていう希少種の群生地だということで、しかも開花しているかもってことで来たけれど、もう花は終わったのか、残念ながら見つけることはできませんでした。でも、その代わりと言っちゃあなんだけど、久しぶりにいい写真が撮れました。

Libelle

カワトンボの仲間…ということでいいのかなあ… 街なかじゃまず見かけない、きれいな色をしたトンボが、たくさんたくさん飛んでいたのでした。

葦毛湿原は本当に楽しいところでした。

Symplocos paniculata

クロミノニシゴリっていう植物らしい。

Wanderheuschrecke

ふと草むらに目をやるとバッタさん。たぶんトノサマバッタだと思います。なぜかおんぶしたまま、へんてこな向きにくさにぶら下がっていました。

こういう場所って、本当についつい一生懸命何かを探しちゃうんですよね。

だいぶ長くなってきたから、今日のブログはこの辺にしておきます。まだ何か書くことがあるかって? いや、その、ねえ、かえるくん・・・
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