かえるくんのゆかいな日常

かえるのふたりづれが、いろいろなところに旅するブログ。さあ、今日も昼からビールを飲むか...

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少しは頭をしゃっきりさせないとね

今日の名古屋:晴れときどきくもり。23℃/33℃。

暑い。

暑いのです。

ブログの更新がずいぶん滞ってしまったのだけれど、どうも早すぎる梅雨明けに体がついて行かなかったみたいで、完全に気力が落っこちていました。

まあ、かえるくんにペンギンさんが依然言っていた気もするけれども、ブログを書かないからといって他の仕事を万全にしていることなどなく、むしろただ単にエネルギーが切れちゃっている状態だから、やっぱりたまには更新しないとね。

ちょっと頭の中が雑草映え放題になっているので、気になった記事を翻訳してみました。ほら、頭がしゃっきりするでしょ、この記事。


南ドイツ新聞のニュースサイトからです。

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http://www.sueddeutsche.de/gesundheit/suchterkrankungen-crystal-meth-ist-definitiv-eine-der-gefaehrlichsten-drogen-1.1725615

薬物中毒
「クリスタル・メスは、間違いなく最も危険な薬物の一つだ」

【2013年7月23日09:26 ベリット・ウールマン】クリスタル・メス(Crystal Meth)は、ドイツではこれまで、社会の隅っこにしかない現象(Randphänomen)と考えられてきた。しかし、多くの地域において、薬物中毒患者(Suchtkranke)の第2位の地位にあるのは、メタンフェタミンによるものである。カタリナ・シェット医師(Katharina Schoett)に取材したところによれば、チューリンゲンでは、この破壊的な薬物がもたらしたものと、日々直面させられている。


ミュールハウゼンは歴史あふれる小都市であって、チューリンゲンの牧歌的なエリアにある。深刻な薬物問題がこの街にあるなどとは、誰も予期しないことだろう。しかし、この地域の精神科病院である、ハイニッヒ・エキュメニズム・クリニーク(Ökumenische Hainich Klinikum)では、年間250人を超えるクリスタル・メス濫用者を治療し、しかもその数は増加傾向にある。薬物中毒患者の第2位は、この病院ではメタンフェタミンによるものだ。カタリナ・シェット医長(Chefärtztin)が、この新しい薬物の登場に伴って挌闘しなければならない挑戦について、語った。

Süddeutsche.de(南ドイツ新聞のこのサイト): なぜ、この地域にはクリスタル濫用者がこれほど多いのですか?

カタリナ・シェット: クリスタルは、特にザクセン、チューリンゲン、北バイエルン、つまりチェコ国境に接した地域で売られています。チェコでは、この薬物が安価に製造されています。

なぜまたチェコなのですか?

おそらく、この展開は、2010年にチェコの精神作用物質取締法(Betäubungsmittelgesetz)が自由化(liberalisieren)されたことと関係しています。つまり、2グラム未満のメタンフェタミン所持が、2010年からは不可罰になったのです。このことが、製造に拍車をかけているように思われます。これに加えて、2004年以降、国境の税関がなくなったことから、薬物を比較的容易にドイツ国内に持ち込むことができるようになっています。この薬物は比較的安価で、国境地域だけで多くの消費者がいるので、薬物密輸業者もそれ以上遠くへ持ち運ぶ必要がないのです。

誰がこの新しい薬物を濫用しているのですか?

正確な疫学的データはまだありません。当院にやってくる人々には、まず、薬物をもともと経験していた人々がいます。例えば、過去にアンフェタミンを経験したことのあるレイヴ愛好者(Raver)などです。また、最近になってみるようになったのは、メサドン置換療法の患者が再使用してしまったが、ヘロインに戻るのではなくてクリスタルに手を伸ばしたというような事例です。これらの薬物使用歴のある患者の対極に、濫用者の全く新しいグループがあります。この患者たちは、嗜癖(süchtig)の体験がなく、今日まで薬物中毒問題の援助者(Suchthilfe)と関わり合いになったことがない人たちです。彼らは、日常の中でこの薬物を一種のドーピング物質のように使用するか、あるいは、体験してみたい気持ちをこの薬物の助けを借りて充たそうとするのです。

この薬物を乱用した唄、どのような作用が起きますか?

メタンフェタミンは、身体の防御反射(Schutzreflexe [英protective reflexes])を減退させます。濫用者は、例えば、しばらくの間まったく疲労しなくなります。そして、普段よりずっと長く働けたり、あるいは家庭の中での仕事を、主観的にはよりよく処理することができるようになります。この薬物は、飢餓感を抑制すると同時に、運動心拍(Bewegungsdrang)を昂進させる作用もあります。濫用者は、急速に体重が減少します。この作用は、特に女性の多くで見られます。しばらくの間、多幸感と覚せい作用が出現しますが、より強くそのような幸福感を得れば、残念ながらしばしば、薬効の切れるときには、そのぶん激しく落ち込む(Absturz)ことになります。

どのくらいの早さで濫用者は依存状態になるのですか?

それは、人格構造と濫用のタイプ(Konsummuster)とにかかっています。多くの場合、きわめて急速に、精神的依存にも身体的依存にも陥ります。ほかにも、何か月も後になって問題が生じてくる例もあります。確実に言えるのは、クリスタルは、存在する薬物の中で最も危険な部類に属するということです。

過剰に刺激された、時には妄想的な気分

クリスタルにはどのような問題が内在しているのですか?

急性期には特に、睡眠不足が問題です。濫用者のなかには、何日にもわたってまったく休息せず、極度に過剰刺激された、時に妄想的な気分に陥る例もあります。比較的長期に濫用を続けた場合には、認知機能が影響を受けます。人々は、日常生活を規律(organisieren)することができなくなり、忘れっぽくなり、時間間隔が著しく障害されます。クリスタル濫用者は、長期的に見ると、その感情が非常に不安定になり、しばしばせっかちになり、怒りっぽくなり、攻撃的になります。そして、これらの気分にさいなまれます。断薬した場合には、この感情は反対になります。患者は、断薬後、抑うつ状態になり、時には生きる気力(Mut zu leben)を失うこともあります。濫用が長期になった場合には、精神病になる危険が高くなります。最後に、歯が抜けたり、皮膚に炎症が起きたり、新・心循環器の障害、それに筋けいれんといった身体的作用があります。

クリスタル濫用者は、他の薬物の患者と同様に治療ができますか?

彼らによって私たちは、格別の挑戦の場に立たされています。この人々が外来や相談機関にやってきたとき、彼らには即時に援助が必要です。これらの患者に3週間とか4週間とか先の来診を約することには、ほとんど意味がありません。しばしば、時間間隔の障害という理由だけとっても、援助を求める人々がその後実際にやってくるのが妨げられます。あるいは、精神的・身体的な緊急状況は、そのときまでにもっと大きなものになってしまいます。

そうすると、このクリニークに患者が来るのはいつですか?

そういうことですから、患者には、よりしっかりした形の、治療構造(Struktur)、オリエンテーション、短い間隔でのコンタクト(Kurzkontakt)、そして施設が必要です。私たちが患者に、次の診療日時を書いた3枚の紙を手に握らせようとするなら、それは既にいくつかの点で過大な要求なのです。そして、クリスタルが患者たちの防御反射を減退させている限り、患者には特別に大きな保護が必要です。私たちが留意しているのは、例えば、患者が本当に食事を摂ること、患者自身の体のために、正常な感情を徐々にでもふたたび発達させることなどである。これに加えて、クリスタル濫用者の多くは、問題意識が乏しく、自己評価が過大になる傾向があります。患者は、このクリニークで規則的で十分な睡眠をとりますが、その後、自分にはもう治療は必要ないと信じるようになるのです。

薬物中毒者治療(Suchtmedizin)において、治療の前提として、任意性及び病気の認識(Einsicht in die Krankheit)が妥当します。このことは、一般的に言って、クリスタル濫用者にも期待されているのでしょうか。

任意性という信条(Credo)を、私は放棄しようと思っていません。しかし、リスク意識が欠けているために、患者はまさに危険にさらされています。これに加えて、精神病症状の体験や自殺の危険が加わります。患者自身が必要と考えるときには、状況によって、私たちは患者をより強い力で保護する必要があります。

まったく新しい挑戦

あなたは、まったく新しい挑戦にかかわっているところもあるのですね。この問題に、あなたはどう対処されていくのですか?

私たちがまず第一に志向しているのは、一般に薬物中毒者治療(Drogentherapie)において認められている手掛かり(Ansatz)です。そして、この新しい精神作用物質に、なにが適合するのかを見極めるのです。これに加えて、国際的な研究もフォローしています。

それでは、ドイツには研究がなされていないのですか?

ちょうど始まったばかりです。大規模な薬物中毒研究施設が各地域に置かれていますが、それらの施設にいるクリスタル濫用者は、比較的少ないのです。したがって私たちは、この地域において、医科学的研究をもっと突き進めようとしています。

他の連邦州や、連邦の関係機関から、どの程度支援を受けていますか?

考え方が変わるのには時間がかかっています。連邦議会の保健委員会は、最近、メタンフェタミンのテーマにだいぶ集中的に取り組みました。そして、連邦保健省は、アンフェタミン濫用の研究プロジェクトを明らかにしました。しかし、ざんねんなことに、ここでは、目標となるグループに特化した濫用者治療と保護がテーマとはされていません。それこそが、実務において日々取り組まれなければならないことなのです。まだまだやるべきことはたくさん残されたままです。

ドイツの多くの地域において、この地域の問題が差し迫ったものとみなされているように思われますか?

私たちは、ここで、すでに何年もこの薬物にかかわってきましたが、この薬物がすぐになくなって元通りになるようには思えません。反対に、援助を要する濫用者の数は、一貫して増加しています。

この問題はなお地域的に限局されています。この状態のままで済むとお考えですか?

他の連邦州が無傷のままですむことを望んではいますが、残念ながら私はそれほど楽観的ではありません。直近のヨーロッパ薬物報告書(Europäische Drogenbericht)が指摘しているように、さまざまな地域においてメタンフェタミンは、広く蔓延したアンフェタミンの地位に置き換わっています。なぜ、長い目で見て、ドイツはほかの国と違うということができましょうか。

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最後に出てくる「ヨーロッパ薬物報告書」ですが、ドイツ語のこの単語を検索にかけたら、さしあたりEMCDDAという機関のページに飛びました。European Monitoring Centre for Drugs and Drug Addiction。さしあたり、欧州薬物及び薬物依存モニタリングセンターというような訳になるでしょう。そこのページの中にあった、たぶんこれでしょう。

・EMCDDA: European Drug Report 2013
http://www.emcdda.europa.eu/edr2013

メタンフェタミンとかクリスタルとクリスタル・メスとか出てきますが、要するに、じゃぱにーず覚せい剤です。最近アンフェタミン類がヨーロッパで広まりつつあるという話はときどき聞いていたのですが、ドイツではまだまだ危機意識が低いみたいです。

ドイツ語の問題でいえば、Suchtはいつも翻訳に苦労します。本当は依存って訳した医師、たぶんそれで大丈夫なことも多いのだけれど、一応「依存」はAbhängigkeitって言葉があって、Suchtは伝統的には「嗜癖」って訳されていたみたいなんです。両者の違いもいまいちよくわかっていないのだけれど、どうしたものか。

それにしても、覚せい剤の問題に関しては、何せ日本は先進国ですから。ドイツさん、なんでも聞いてくださいね。なんなら事件の2-3でも知ることになれば、メタンフェタミンの「やばさ」がわかってくれそうな気がします。そんな日本でも、覚せい剤の人をどうするかは、なかなか難しい問題ではあるのですが。

それと、北バイエルンってのが出てきましたが、ペンギンさんの留学先だったエアランゲンはまさにその一体ということなんでしょうね。ニュルンベルクからプラハまでは、ドイツ鉄道のバスで3時間半で行けるんですよね。もっとプラハに行ってみたかった気もするなあ…

ともかく、久しぶりに自主的に勉強しました。実はやらなきゃいけない仕事がうんとたくさんあるのだけれど… まあいいか、頭の活性化には。

写真がないとさびしいので、このあいだ、コレーギウムと一緒にボウリングに行ったときの写真でも。

Bowling

―で、ぺんぎんさんね、このときのスコアが、60そこそこだったみたいよ。
―そりゃひどいねぃ。
―スペア取ったらすかさずガターなんだもの。よこしまなことばっかり考えているの。
―残念だな。
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