かえるくんのゆかいな日常

かえるのふたりづれが、いろいろなところに旅するブログ。さあ、今日も昼からビールを飲むか...

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なつやすみのとも

今日の上越(大潟):晴れときどきくもり、夕方一時雨。23℃/32℃。

ちょっとのんびり、くびき野ご一家のところに帰省中です。

ところが、ドイツに留学していたときにちょっとだけニュースで見てきたこと(その1その2)を再確認する必要に迫られて、せっかくだからひさしぶりの翻訳練習が発動しました。今回は、その現段階での最新の動向ということになります。南ドイツ新聞のサイトから拾ってきました。こういう倫理的な問題には、この保守系新聞は反応が鋭そうだと思ったものでして…

なお、翻訳中、「法規命令」とあるのは(Rechts-)Verordnungの訳で、要するに、法律の施行令とか施行規則とか、そういう、法律の委任を受けた行政の規則のことをいいます。つまり、今回新しく立法したので、その実施の整備をしているということのようです。

いつものお願いですが、これは例によってペンギンさんのでたらめ翻訳練習ですので、できるだけ原文をご参照いただきますよう。

なお、本文と写真は、一切関係ありません。ありませんからねっ!

beim Ogata Zeltplatz

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http://www.sueddeutsche.de/gesundheit/pid-embryonen-gentests-sollen-realitaet-werden-1.1410489

着床前診断
胚の遺伝子検査 2013年に現実のものに

【2012年7月13日】ここ1年、遺伝子に重大な問題を抱えるカップルは、着床前診断に関する連邦議会議決が現実化するのを待っている。そしていま、保健相は法規命令を提案することが明らかとなった。2013年には、論議を呼んできた検査方法が法的に実行可能なものとなろう。

ここ1年、重大な先天性疾患を抱えるカップルは、自分たちに健康な子どもをもたらすことを支援することになりうる検査を待ち望んでいる。12か月前、連邦議会は、人工授精によって得られた胚への遺伝子検査[を可能とする政策]を可決した。それ以来、それほど多くのこと――関係する家族やその医師たちを怒らせるようなこと――が起きたわけではない。ある新聞記事によれば、いまや、ダニエル・バール(Daniel Bahr)保健相(FDP(自由民主党))は、着床前診断に関する法規命令(Rechtsverordnung)を提案しようとしている。

着床前診断によって遺伝学者が見出すことができるのは、試験管内で作成された胚がその親の疾患原因遺伝子を含まないということであり、そうであってはじめて赤ちゃんまで育つチャンスがある、ということである。そのような胚だけが、その後、母体に移植されるのである。

ベルリンのタッツ紙(taz)の記事によれば、バール保健相は法規命令をすでに各州の最上級保健当局に送付している。これによれば、将来の着床前診断センターは、遺伝子検査のもたらす医学的、精神医学的、社会的効果に関して、助言を与える。これに加えて、どのセンターにも、特別倫理委員会が、カップルからの申請の評価を行う。

記事によれば、この法規命令は、ドイツ国内での着床前診断センターの数を限る規定を置いていない。しかし、遺伝子診断のための医療技術上の諸要件と並んで、人工授精の経験についても持ったものでなければならないものとされている。

記事によれば、各州の最上級保健当局は、8月17日までに態度を明らかにすべきこととなった。今秋に連邦参議院が可決すれば、法規命令は2013年初頭に施行されるという。

連邦議会議決によれば、着床前診断は、ごく限られた事例についてしか許されない。その適応となりうるのは、遺伝子上の問題により、高い蓋然性をもって、重篤な病気を抱えた子どもを得ることになるか、流産ないしは死産を経験することになるようなカップルである。医療者らは、この手続きは年間25~35例程度(einige Dutzend)しか行われないだろうと予測している。これまでのところ、ドイツ人たちは、この検査を受けるために外国に渡航している。

この方法は、過去も現在も論議を呼んでいる。批判者らは、胚の選別が、望ましい性別や属性を持つ子供を得るためにも用いられうる点を危惧している。もっとも、専門家たちのほとんどは、こうした危惧には根拠がないと考えている。

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Himmel

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http://www.sueddeutsche.de/gesundheit/kritik-an-pid-verordnung-menschliches-leben-wird-es-nur-noch-qualitaetsgeprueft-geben-1.1412395
着床前診断に関する法規命令への批判
「人間の生命はますます品質保証がなされたものとなる」

【クリスティーナ・ベルント(Christin Berndt)(2012年8月13日)】
着床前診断をめぐる議論に、改めて火がついた。30ページの長さにわたる法規命令は、遺伝子検査のプロセスを規制するものとされるが、これによってバール保健相は厳しい批判にさらされている。それも、自らの陣営からすら批判されているのである。障害者代表の政府委員(Behindertenbeauftragte der Regierung)の心配は大きい。

本来、もっと「どのように」ということが問題である。というのも、着床前診断という手段を用いてのペトリ皿の中の胚の検査が、状況によっては許容されるべきだということを、連邦議会は既に1年前に決定している。――そして、議会を通過して成立した法律に含まれるべき法規命令[の立案]が求められていて、それによって着床前診断の大枠を示す条件を確定しなければならないのである。

そのような法規命令の草案は長らく待たれているところであるが、ダニエル・バール連邦保健相(FDP)は、この草案を、今週半ばに各州の保健相に送付した。これまで、多方面から批判が降り注いでいる。政府与党においてすら、草案を拒否する意見が打ち出されている。とうに終わったと考えられた着床前診断の議論に、改めて火がついている。

30ページにわたる法規命令が特に規定するのは、着床前診断を提供することが許されるために、生殖医療センターがどのような要件を充足しなければならないか、ということである。連邦議会によって議決された法律によれば、遺伝的な負荷を負っている親が着床前診断実施の対象となりうるのは、その子どもに重篤な遺伝疾患の高いリスクが存在するときか、カップルの胚に著しい障害があることで、赤ちゃんが生きて生まれるまでに育つことが極めて困難なときである。

こうした場合、着床前診断の助けを借りて、カップルの女性(Frau)の母体に移植する胚が選択される。その胚は、望まれないメルクマールを持たないものである。もっとも、この診断を提供しようとする医療機関は、まずはじめに許可の申請を行わなければならない。今回の草案によれば、これが承認されるために、着床前診断センターは高い基準を満たさなければならない。そのようにして、センターは、人工授精それ自体だけを実施し、カップルに助言を与えるだけでなく、必要な遺伝学的検査を行い、あるいはこのために遺伝学の実験室と連携の契約を結ぶことができるものとされる。そのような諸要件は、大規模な不妊治療センターのうちでも、せいぜい2~3か所しか充たしていない。

Hokurikubahn

法規命令は着床前診断センターの数を限定しない

批判にさらされているのはとりわけ、この法規命令が着床前診断センターの数を明示的には限定していないという点である。このことが、着床前診断の入口は制限されないという心配を裏打ちするものであると、フバート・ヒュッペ(Hubert Hüppe)障害者代表連邦政府委員(CDU(キリスト教民主同盟))は、ターゲスツァイトゥング紙(Tageszeitung)上で批判した。「将来、人間の生命はますますもって品質保証されたものとなる。」ドイツ・カトリック中央委員会のアロイス・グリュック(Alois Glück)委員長は次のように言う。「こんなにも粗野なやり方で立法者の意図を濫用するような法規命令は、施行されてはならない。」

これに対して、ミュンヘン生殖医療センターのウルリッヒ・ノス(Ulrich Noss)医師は、こうした懸念が根拠に基づくものではないと考えている。着床前診断センターは、今の段階では、地面から顔を出したきのこのように芽吹いているわけではあるまい、と同医師は語る。「この[診断]方法を紹介するのは簡単だ。しかし、そこには、多数にわたる適切な経験が必要なのだ。」たとえば、バイエルン全体で、今の時点で6センターが、この意味で問題となりうるだろう、という。

着床前診断を望むカップルは、将来この診断を受けられるようにならなければならない。というのも、それぞれの着床前診断の検査のどれについての許容性に関して、法規命令草案によれば、倫理委員会が決定するものとされている。しかしながら、草案の中で強調されているように、着床前診断は、法律の要求を満たした場合に限り、申請に基づいて行われるものでなければならない。どの連邦州も、特に着床前診断を管轄するそのような委員会を設置しなければならない。その委員会は、8人の委員――医師4人、倫理専門家1人、法律家1人、患者代表1人、障害者代表1人――を含むものとなる。

Waermekraftwerk Joetsu

政治家らは「さまざまな評価のつぎはぎ」を危惧

各委員会がこのように多くのメンバーを抱えることが、「さまざまな評価のつぎはぎ(Flickenteppich unterschiedlicher Bertungen)」へと至るだろうと、同盟会派(Unionsfraktion(キリスト教民主同盟/キリスト教社会同盟)のヨハネス・ジングハマー(Johannes Singhammer)副団長(CSU(キリスト教社会同盟))は予言する。同議員は、「いつ着床前診断が許容され、いつ許容されないのかを判断する際に、将来、我々に極めて大きな[見解の]相違ができるだろう。」と危惧している。

ジングハマー議員は、法規命令が、倫理委員会の投票への異議申立権を認めたことを嘆いた。同議員はまた、委員会における医師の優位、及び委員会に教会代表者が含まれていないことを批判した。カップルが申請拒否の後、他の倫理委員会に申し立てることができるということが、自由主義的な委員会への「ホッピング」へとつながるだろうと、ヒュッペ障害者代表委員もヴェルト紙(Welt)上で補足した。着床前診断は、このようにして、半ば自由に利用できるように見えるというのである。

これに対して、この決定が難しいものになるのは、いずれにしても限界事例においてだけだろうと、モニカ・フロンメル(Monika Frommel)教授(キール大学、刑法)は言う。「ほとんどの事案では、簡単に決定される。」フロンメル教授は、2010年7月、ベルリンの医師1人とともに、連邦通常裁判所に呼ばれ、当時まで存在していた着床前診断禁止を覆すことになる意見を述べている。

倫理委員会のどの投票にとっても本質的でなければならないのは、着床前診断を実施してほしいという望みを持つカップルが、すでに確立している妊娠の事例とちょうど同じように扱われなければならないということであろう。つまり、フロンメル教授によれば、個別の事例において医師に対して中絶の実施が許されるのであれば、同様の状況において、医師には着床前診断の実施も許されることになる。着床前診断の際に、胚の生育が十分に早期の段階にあればなおさらだ、という。倫理委員会は、遺伝学的な胚のチェックを、そのような事例においては拒否できない、さもなければ、委員会は、連邦通常裁判所の強調した平等取扱いの原則に違反することになろう、というのである。

連邦保健省も、自分たちの立案を擁護している。センターの数に応じて、着床前診断が企図されるだろう頻度も規定されることになるという危険は看取されないと、クリスティアン・アルブレヒト(Christian Albrecht)報道官は言った。同氏は、草案への批判は、着床前診断に対する原理的な議論を想起させるという。そして、法規命令との関係では、「落ち着きと冷静」が必要だというのである。

8月20日までに、各州および各省は、態度を明らかにしなければならないこととなった。内閣及び連邦参議院が、今秋、この法規命令に同意すれば、2013年初めに、カップルは、その後1年半の間、旧着床前診断法の枠内で、着床前診断を求めることができることになる。

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素材ですが、新法というのは、これです(PDFファイルです)。

an der Hokkoku Strasse

というわけで、夏休みをしています。ちょっと仕事を持ってきている夏休みだけれど、一緒にやってきた武蔵野ほのぼの一家といろいろやっていたら、結構遊びすぎちゃった… ほのぼのほーさんは、何やら『道を描く』という美術の課題が出されているそうで、それでよさそうな道の見学に行ってきた写真を載せてあります。

というわけで、翻訳してみた記事とはいささか場違いな写真の連続になっていたりして…

beim Ogata Zeltplatz
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