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ベルリンふたたび(3)雨の動物園
今日のベルリン:あめ。18℃/16℃(気温が夕方のほうが低かった!)
ここのところ「雨」というお天気に出くわしたことはありませんでした。いや、雨は降るのだけれど、天気予報でもいうように「シャワー」なのがほとんどだったんです。ところが、「一日中降り続く雨」、つまり日本の天気予報でいうような雨の天気になってまして、特にエアランゲンのあたりはひどかったみたい。それにしても、こんなに気温が低くなるものなんですね…
というわけで、きのう、再びベルリンにやってきました(ベルリン連載の前回、こっち)。
エアランゲンに1泊して戻ってきたという感じですが、そんな短い間に名刺入れをなくすわ、いろいろ忘れ物するわで、もう大変なのです。
―忘れ物と落し物はペンギンさんの得意技だものね。
―残念だな。
…名刺入れ、ドイツ語でなんていうかがわからなくて四苦八苦しました。これも「タッシェ」っていうんですね。タッシェっていうとハンドバックとか、そういうイメージだったので、ちょっと意外な感じです。
まあともかく、15時25分にエアランゲンを出るICE1604でベルリン中央駅には20時ちょっと過ぎに到着。そこからSバーンに一駅だけ乗ってフリードリヒ通り駅へ。今度の宿はこの駅の北側、川を渡ったあたりにとりました。
ドイツ語っぽい名前を連発する某アニメを見すぎると、この交差点はなんだか冗談みたいな感じです。まさか作者、狙ったわけではあるまいな!? ちなみにフリードリヒ通りのほうが大きい通りで、おそらく目抜き通りの一つといっていいと思いますが、この辺は某アニメとは違うのです。
この4つ星ホテル、実はお正月にベルリンに来た際に泊まったのと同じチェーンの別の宿で、お値段の安く、建物はモダンで問題ないのだけれど、なんか建物の形がゆがんでいて変な感じ。この間まで泊まってたとことは違うから、お部屋が狭いのはもちろんのこと、バスタブの装備もありません。というより、バスタブ付きの部屋って、ドイツだと4つ星ホテルでもあまりお目にかからない、特に新しいところはそうという印象です。
ご飯を食べにオラニエンブルク通りに出ました。ここは初めて来たのだけれど、移民の経営するレストランが軒を連ねる中に、まだまだ遅くまで大騒ぎという感じの若者たちが多数集まる場所でした。そこのシンガポールレストランに入って、なんか焼きそばを食べました。味はまあまあ。でもちょっと油っぽい。
このAMCHIという銘柄のビール、ヴァイツェンも(ベルリンだということで期待してなかった割に)いいのですが、いま探してもどこのビールなのか、よくわからず。
そして、ホテルに戻って、寝て、朝を迎えたわけです。朝の8:15から最初のセッションなんて、この学会、なんでみんなそんなに早起きなのさっ!
2番目のセッションでは、日本からいらしていたグループの報告だったのですが、じつはこの先生方、ペンギンさんの既知の方が多くて、せっかくなのでその後お疲れさまの昼食をご一緒させていただいたのでした。行ったのは学会がお昼をとってきなさいというチケットをくれたレストラン。なんかわけのわからないシステムで、変なポケベル用のものを渡され、ヴァイキングか何かでこれで時間管理するのかなと思ったらそういうわけでもなく、じゃあなんでこれが必要なのか、さっぱりわからないまま、それほどは美味しくないがドイツの学食なら標準的なお味のペンネを食べたのでした。
で、さらにせっかくなので、先生方とご一緒して、アインシュタインカフェへ出向いてみたりして。
アインシュタインカフェってあちこちで見かけるのだけれど、ガイドブックには必ずブランデンブルク門そばのお店が指定されています。何か特別なことがあるんでしょうか、ね。
この後、報告終わってそのまま今日の19時に飛行機に乗らなきゃいけない先生をお見送りした後、これもまたせっかくなのでお買い物の旅に出るのです。つい先日の予行演習が役に立つときが来ました。
というわけで、ツォー駅の方へ出て、お買い物の前にちょっと見学。
―なんだい、こりゃ。
―ブレブレでよくわからないねぃ。
…かえるくん、いくらぶれてても、パンダであることくらいわかってよ!
もちろんここは動物園。ツォー駅って動物園駅ってことだから、当然ながらここには動物園があるのでして、ずっと前から行きたかったんだけれど、入ったら出てこれないだろうなと思って、入ったことがなかったのでした。今日はこんな雨で、18時には閉めるよって言われて、それでも入りたいといったら、なんだか入園料を(おとなひとり)10ユーロに負けてくれました。なんだか融通の利く係員さんの親切。
で、今日いちばんのアイドルは、一心不乱に笹を食うパンダさんでなくて、このひとたち。
写真じゃちょっとわかりにくいけれど、アシカさんです。ひとりは水の中に、その上の陸地にふたり。なんだかこいつらが鳴き交わしていて、そこら辺をふらふらして遊びまわっていたのが、とてもかわいらしかった。
ペンギンさんの仲間はこの近くにいます。
フンボルトペンギン属のこのペンギンさんたちにとって、今日の気温はむしろ適温かもしれないのでした。ちなみに、ベルリン動物園にはほかのペンギンさんたちもいました。
というわけで、ざっと1時間動物園を見て回った後、本命のお買い物の現場へ。
ふらふらした後は、この間は6階だったけれど、今日は7階のカフェテリアでお食事。ここもなかなかいいところ。
というわけで、今日もたのしく、ペンギンさんは日を過ごしたのでした。とにかく、一人でお食事しないですんで、本当によかった、と思うペンギンさん。それにしても、今日ご報告のペンギンさんのなかまたちの皆さん、本当にお疲れさまでした。
で、ホテルの部屋に戻ってひとりブログを書くのです。ビールでも買って飲みながら… とおもったら、これ、ラードラーじゃん! 最悪…
―だからおっちょこちょいって困るよねぃ。
―本当にねぃ。
…明日、また朝8:15からか。ということはここを8:00くらいに出たいけど… 起きられるかな…
ここのところ「雨」というお天気に出くわしたことはありませんでした。いや、雨は降るのだけれど、天気予報でもいうように「シャワー」なのがほとんどだったんです。ところが、「一日中降り続く雨」、つまり日本の天気予報でいうような雨の天気になってまして、特にエアランゲンのあたりはひどかったみたい。それにしても、こんなに気温が低くなるものなんですね…
というわけで、きのう、再びベルリンにやってきました(ベルリン連載の前回、こっち)。
エアランゲンに1泊して戻ってきたという感じですが、そんな短い間に名刺入れをなくすわ、いろいろ忘れ物するわで、もう大変なのです。
―忘れ物と落し物はペンギンさんの得意技だものね。
―残念だな。
…名刺入れ、ドイツ語でなんていうかがわからなくて四苦八苦しました。これも「タッシェ」っていうんですね。タッシェっていうとハンドバックとか、そういうイメージだったので、ちょっと意外な感じです。
まあともかく、15時25分にエアランゲンを出るICE1604でベルリン中央駅には20時ちょっと過ぎに到着。そこからSバーンに一駅だけ乗ってフリードリヒ通り駅へ。今度の宿はこの駅の北側、川を渡ったあたりにとりました。
ドイツ語っぽい名前を連発する某アニメを見すぎると、この交差点はなんだか冗談みたいな感じです。まさか作者、狙ったわけではあるまいな!? ちなみにフリードリヒ通りのほうが大きい通りで、おそらく目抜き通りの一つといっていいと思いますが、この辺は某アニメとは違うのです。
この4つ星ホテル、実はお正月にベルリンに来た際に泊まったのと同じチェーンの別の宿で、お値段の安く、建物はモダンで問題ないのだけれど、なんか建物の形がゆがんでいて変な感じ。この間まで泊まってたとことは違うから、お部屋が狭いのはもちろんのこと、バスタブの装備もありません。というより、バスタブ付きの部屋って、ドイツだと4つ星ホテルでもあまりお目にかからない、特に新しいところはそうという印象です。
ご飯を食べにオラニエンブルク通りに出ました。ここは初めて来たのだけれど、移民の経営するレストランが軒を連ねる中に、まだまだ遅くまで大騒ぎという感じの若者たちが多数集まる場所でした。そこのシンガポールレストランに入って、なんか焼きそばを食べました。味はまあまあ。でもちょっと油っぽい。
このAMCHIという銘柄のビール、ヴァイツェンも(ベルリンだということで期待してなかった割に)いいのですが、いま探してもどこのビールなのか、よくわからず。
そして、ホテルに戻って、寝て、朝を迎えたわけです。朝の8:15から最初のセッションなんて、この学会、なんでみんなそんなに早起きなのさっ!
2番目のセッションでは、日本からいらしていたグループの報告だったのですが、じつはこの先生方、ペンギンさんの既知の方が多くて、せっかくなのでその後お疲れさまの昼食をご一緒させていただいたのでした。行ったのは学会がお昼をとってきなさいというチケットをくれたレストラン。なんかわけのわからないシステムで、変なポケベル用のものを渡され、ヴァイキングか何かでこれで時間管理するのかなと思ったらそういうわけでもなく、じゃあなんでこれが必要なのか、さっぱりわからないまま、それほどは美味しくないがドイツの学食なら標準的なお味のペンネを食べたのでした。
で、さらにせっかくなので、先生方とご一緒して、アインシュタインカフェへ出向いてみたりして。
アインシュタインカフェってあちこちで見かけるのだけれど、ガイドブックには必ずブランデンブルク門そばのお店が指定されています。何か特別なことがあるんでしょうか、ね。
この後、報告終わってそのまま今日の19時に飛行機に乗らなきゃいけない先生をお見送りした後、これもまたせっかくなのでお買い物の旅に出るのです。つい先日の予行演習が役に立つときが来ました。
というわけで、ツォー駅の方へ出て、お買い物の前にちょっと見学。
―なんだい、こりゃ。
―ブレブレでよくわからないねぃ。
…かえるくん、いくらぶれてても、パンダであることくらいわかってよ!
もちろんここは動物園。ツォー駅って動物園駅ってことだから、当然ながらここには動物園があるのでして、ずっと前から行きたかったんだけれど、入ったら出てこれないだろうなと思って、入ったことがなかったのでした。今日はこんな雨で、18時には閉めるよって言われて、それでも入りたいといったら、なんだか入園料を(おとなひとり)10ユーロに負けてくれました。なんだか融通の利く係員さんの親切。
で、今日いちばんのアイドルは、一心不乱に笹を食うパンダさんでなくて、このひとたち。
写真じゃちょっとわかりにくいけれど、アシカさんです。ひとりは水の中に、その上の陸地にふたり。なんだかこいつらが鳴き交わしていて、そこら辺をふらふらして遊びまわっていたのが、とてもかわいらしかった。
ペンギンさんの仲間はこの近くにいます。
フンボルトペンギン属のこのペンギンさんたちにとって、今日の気温はむしろ適温かもしれないのでした。ちなみに、ベルリン動物園にはほかのペンギンさんたちもいました。
というわけで、ざっと1時間動物園を見て回った後、本命のお買い物の現場へ。
ふらふらした後は、この間は6階だったけれど、今日は7階のカフェテリアでお食事。ここもなかなかいいところ。
というわけで、今日もたのしく、ペンギンさんは日を過ごしたのでした。とにかく、一人でお食事しないですんで、本当によかった、と思うペンギンさん。それにしても、今日ご報告のペンギンさんのなかまたちの皆さん、本当にお疲れさまでした。
で、ホテルの部屋に戻ってひとりブログを書くのです。ビールでも買って飲みながら… とおもったら、これ、ラードラーじゃん! 最悪…
―だからおっちょこちょいって困るよねぃ。
―本当にねぃ。
…明日、また朝8:15からか。ということはここを8:00くらいに出たいけど… 起きられるかな…
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ケーキとビール