かえるくんのゆかいな日常

かえるのふたりづれが、いろいろなところに旅するブログ。さあ、今日も昼からビールを飲むか...

Entries

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • [No Tag]

クロアチア(増4)次は緑の季節に…

今日のエアランゲン:晴れ。7℃/23℃。

ちょっと日本の職場に出す書類があるのだけれど、
大した分量があるわけでもないのに気乗りしなくて書くことができず、
そのためにほかの仕事も、私生活さえもなおざりなペンギンさん。
今日中に思い切って書いてみました。

ああもう、いつもこうだ…

 --------------------------

クロアチア増刊号・プリトヴィツェ編は最終回です。
(おまけ編前回はこっち、ダイジェスト版はこっち)。
というか、4回も書くことになるとは思わなかった。
もっと短い文章で感動が伝えられるといいんだけどなあ。

―おいらたちに任せればいちころさっ!
―そうだねぃ。

そうかなあ…

der gesunkene Holz

いま、今回の訪問の中で、いちばん奥のほうにたどり着いたところです。
ここの魅力は、九寨溝パムッカレのように、石灰華によって湖が段々に構成される
ところにあります。

例えば、このように湖畔の倒木が沈み込むと、それに石灰が析出してきて、さらにそういう
ふうにして浅くなった場所に水草や樹木が根付いて、その根元にまた石灰が付着して、
という具合に「ダム」に成長していくのです。
このように、マクロなタイムスパンでは、地形はダイナミックに変化しているのだそうで、
残念ながら見落としたのだけれど、最大の湖コジャックには、
さらに再び沈んだダムもあるのだそうです。

Garlovac

このガルロヴァッツ湖の右岸側の途中で、クマに食われたら大変と引き返したのですが、
ちょっと左岸側にも足を踏み込んで、途中ですごすご引き返しました…

雪山登山で、積雪をかき分けていくのをラッセルっていうんでしたっけ…
もう膝丈くらいの雪をスニーカーで「ラッセル」しちゃいましたよ。
斜面になっていて、雪崩が積もったままなんですもん。落ちたら死ぬなと思いまして…

―だから無茶するものじゃないって、おいらたち言ったのにねぃ。
―反省がないんだな。

…だって、また同じ道戻るのはいやだったし、のぞけるものなら一番奥の大きい湖を
一目見てみたかったんだもの…
残念ながら時間切れ。

でも、やっぱりすぐには同じ道は通らない。
ガルロヴァッツ湖から下手は、今度は左岸側の木道を進みます。
さっきからスキーのシュプールすらない、まっさらな白銀の道。
だから、今日はそもそも最初からラッセル状態。

Plitvice

ダムって、こんな感じになるわけですね。
こういうのが、何千年、何万年って立っていくうちに、いつしかとても
大きく大きく成長して行ったりして、ついには…

maliki prstavac

こんな大きな滝に成長しちゃうんです!

このマリキ・プルシュタヴァッツの滝には本当に感動しました。
進んでいったら滝のすぐそばまで行けるのですが、この時は氷瀑。
もうかちこちに凍っている巨大つららにじかに触れちゃうんです。
その色の青いこと青いこと。いったいそのクリスタル・ブルーはどこから来たの?

maliki prstavac 2

このつららの奥にちょっとしたスペースがあって、なんか誰かが修行しそうでした。
ドラゴンの何とかさんとか…
夏ならここに入り込めるのかな?

それにしても、こんな滝に触るなんて、初めての経験。

maliki prstavac 3

滝の下側に回り込むとこんな感じ。
この写真、ソフトフォーカスをかけているのもあるのだけれど、
滝のしぶきで曇っちゃっています。
で、↓もまた不思議で、幻想的で、もう来てよかった!って思った風景。

maliki prstavac

写真で伝えきれないのが残念ですが、ここは滝つぼを横断する木道。
このあたり水深が浅くて、こんなところにも気が根付いているのですが(種類はわかんない)、
実はこの枝、水しぶきが当たってがちがちに凍っているんです。
だから、一見しなやかにこのトンネルを通してくれそうに見えて、そうではない。

この氷の負荷が大きいためか、樹木が途中で折れたり、倒れたりしていました。
こうやってまたダムがつくられていって、1000年のスパンで見れば、
風景は一変していくのでしょう。

3月、なお氷雪に閉ざされたプリトヴィツェにはしかし、たしかに春の息吹が宿っていました。

Fruehling in Plitvice

この滝つぼの下の道、さっきの滝が一番大きいのですが、ダムの下、ずっと滝が続いています。
そりゃもう、美しい…

Plitvice

Mali Prstavac

Garlovac

Garlovacki Buk

誰もいない無人境の氷瀑に見とれて、言葉も出ないのです… 
写真なんかよりもはるかに感動的なシーンなのでした。

バスの時間もあるから、そろそろ撤退です。
ここでさっき通った湖の左岸側の道に合流して、あとは来た道を戻ります。
いつしか湖を離れて、あとは山の中を、またしてもスキーのシュプールと、
今度は自分の足跡の上を、雪をかき分け進むのでした。

…それにしても、この山の中のバス通りラッセルが、意外に長いんですよね。
上湖の行程のうち、結局この部分が半分くらいなんですもの。
バスが来ていればねぇ。

今回のプリトヴィツェ。灰色の風景だったのですが、本当はお日様が出てくると、
湖がさまざまな色をたたえて、それはそれは美しいんだそうです。
雪の季節でもお日様さえ出てくれれば随分違ったのでしょうが、残念でした。

やはり、次は緑の季節に来るべきなのかな?

雪上車でもなければ通れないようなバス通りを通っているうちに、
靴の中に雪がたまりだして、それが体温で溶けて、
溶けだした部分がまた凍るので、めちゃくちゃ足が冷たくなってきました。
所詮はスニーカーですから。

このままだと凍傷になっちゃうよ…
後ひと踏ん張りだから、大丈夫かな?

ホテル・イェゼロに戻ってきたペンギンさん。
荷物を受け取って、まだちょっと時間があるので、ロビーの横にあるカフェに
入りました。実は朝から何も食べていないので、さすがにおなかが減ったんです。
でも、14時前なんてこんな時間で、シーズンオフだから誰もいないじゃ、
きっと何も出せないよって言われるかな… と思っていたら、なんとサンドイッチを
作ってくれたのでした。かなりうれしいペンギンさん。ここはいいホテルだ。

Karlovacko

クロアチアといえばのカルロヴァチュコ・ビールも飲んで、もうご機嫌のペンギンさんなのです。

というわけで、プリトヴィツェおまけ編はこれでおしまい!
(この後、バスに乗ってスプリトに向かう話は、こっち

【追記1】
うわっ! この記事、下書き状態のままだった。
あわててアップ。
4月25日。ケルンのスターバックスにて)

【追記2】
なにげなくこのページを開いてみたら、めちゃくちゃ尻切れトンボになっていてびっくり。
たぶんその下書き状態で保存したつもりになっていたけど、保存されてなかった部分が
あったんでしょうね、きっと。
というわけで、ちょっと書き足しました。
8月23日、エアランゲンにて。
スポンサーサイト
  • [No Tag]

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。